こんにちは。直井メソッド国語専門塾、自由が丘校の渡辺です。
2021年に行われる「大学入学共通テスト」の募集要項がやっと発表されましたね。
追試験の位置づけが変わり、大学入試改革は迷走し、受験生はまた混乱させられています。
「せっかく対策していたのに、記述が出題されないとはショック!」
受験生の素直な感想も耳にしました。ご存知の通り、記述問題の出題は随分前に見送り(延期)になっています。
しかし、日本の教育は今、評価に関する軸足を
「思考力、判断力、表現力、読解力」を重視することに移しつつある、
ということに変わりはありません。
共通テストに関しては、記述問題が見送りになったとはいえ、国語に限らずほとんどの教科において、文章の長文化、情報の読み取り、複数の資料を分析し関連づけて考える問題が多く出題され、難化が予想されるとのこと。
それらの力の土台として「国語力」の重要性が増しているということにもはや異論はないところでしょう。
ただ、この国語力は一朝一夕には身につくものではありません。
単に設問を解いて丸つけをするだけの学習では、
国語力向上は期待できません。
適切な精読による論理的な思考の育成と語彙力の強化、「国語の丁寧な学習」こそが鍵となるのです。
なぜか、国語は後回しにされがちな教科ですが、
成果が出るまでに時間がかかる教科だけにできるだけ早く対策をする必要があります。
国語に徹底的に向き合うことで、しっかりとした準備をしていきましょう!